白髪染めは髪をいためるの?

現在ではさまざまな種類の白髪染めがドラッグストアなどの店頭で販売されており、自宅で都合の良い時間にカラーリングできる手軽さなどから、使用している方も多くいるでしょう。

しかしながら、白髪染めを使用したことによる髪や地肌の傷みを訴える声が多数報告されているのも事実です。安価で簡単に入手できる白髪染めですが、その成分には有刺激成分が含まれているものも多く、間違った使い方をしたり使用が長期に渡っている場合などには、トラブルを引き起こすことも十分考えられます。




髪を傷める原因とは

一般的な白髪染めの使用方法としては、1剤と2剤を混ぜ合わせるものが多いのですが、この1剤には酸化染料とアルカリ剤という成分が含まれており、このアルカリ剤は髪に染料を入れやすくするために、キューティクルを開く作用を持っています。

髪を染めるプロセスに於いて、このキューティクルを開くという工程は、しっかりと色を入れて長持ちさせるために必要なことではあるものの、一度開いたキューティクルを再び完全に閉じるのは事実上不可能です。
髪を保護する役割を果たしているキューティクルが薬剤のダメージを受けて毛羽立ち、剥がれやすくなり、本来の役割を果たせなくなることで、結果的に大きなトラブルが生じてしまうこともあるのです。
 
さらに、酸化染料に多く含まれるパラフェニレンジアミン(PPD)という有刺激成分は、敏感肌の方やアレルギー体質の方がこの薬剤に触れると地肌へのかゆみやかぶれ、ひどい場合には呼吸困難などのショック症状を引き起こすケースがあります。



ダメージを抑えるには?

これらの白髪染めを使用している限り、最小限にダメージを抑えることは可能でも、完全にダメージを防ぐことは不可能です。
とは言え、新しく伸びてくる髪が白髪である限り、白髪染めの使用をやめるのは非常に難しいのも事実です。

基本としては説明書をしっかり読み、避けられるトラブルは回避すること。そして、染毛後はしっかりシャンプーとヘアパックでケアをし、次の使用までの期間を数ヶ月は空けてあげることが重要です。

最近では天然成分のみを配合した低刺激の白髪染めなどもネット販売を中心に売上を伸ばしていますので、長期的に白髪染めを使い続けるのであればこういった商品の使用を検討してみても良いでしょう。